新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻により、今もなお何の罪もない市民の命と日常生活が損なわれ続けています。そうした中、日本を含め各国の政府は防衛費に予算を振り向け、軍備の増強にシフトしようとしています。軍事力が平和を担保しないことは、これまでの人類の歴史が指し示しているにもかかわらず。私たち福祉関係者は、そうした旧モデルの思考様式やイデオロギーを乗り越え、福祉の前提である平和な未来を切り拓く取り組みの先頭に立つことが求められていると言えます。
昨年度は弊社にとって、福祉サービス第三者評価に加え、児童相談所や養子縁組民間あっせん機関の第三者評価を通じて社会的養護分野の評価事業に大きく踏み出す一年となりました。10月には事務所を同じ世田谷区内に移転し、心機一転を図りました。
個人としては、公益財団法人Uビジョン研究所(本間郁子理事長)の理事を拝命しました。その責任の重さをひしひしと感じつつ、持続可能な福祉社会の実現に向けて、役割を果たしてまいります。
今年は私にとって、いわゆる「年男」に当たる節目の年でもあります。皆様のご指導ご鞭撻をいただきながら、さらに精進してまいる所存です。引き続き、何とぞよろしくお願いいたします。
末筆ですが、本年が皆様にとってよりよい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。